冷暖房完備と言えない環境でのお話ですが、当店が行っている暑さ対策を三つご紹介します。
1、2ミリ丸刈り
バリカンの刃は2ミリで、顔と尾先以外は耳も含めて丸刈りにカットします。シーズーの毛は1か月に1センチ位伸びますので2か月以内に再び丸刈り、これを秋まで繰り返します。バリカンの替え刃を2ミリにする理由は、一番怪我が少ないからです。1ミリでは皮膚を傷めやすく、3ミリでは怪我をさせ易い。
2、氷ボトル
水は氷る時に膨張しますので、ペットボトルの8割位まで水を入れて凍らせます。氷ボトルはそのまま犬の寝床に置いても良いですが、ソックス等に入れて置いた方が若干長持ちします。大きさにもよりますが3時間以上は冷たいようです。
使用後、再度冷蔵庫に入れる時は、ペットボトル内の30度前後になった水を出して、少しでも低温の水道水に入れ替えましょう。そうしないと冷蔵庫が大変です。
3、たらいプール
ドッグバスか浴室の中で、タライに水を入れて溺れない様に注意しながら犬を水に浸けます。背中や首にも水をかけながら1分間ぐらいで出します。丸刈り済みのシーズーなら、濡れても拭くだけでOKです。
但し、
犬がこれを覚えると、暑い時に自分で飲み水に足を入れて、バチャバチャとやってしまう事が有ります。そういう賢明な犬には、タライと食器の違いを教えてあげましょう。
◆ 応急処置
外出先などで熱中症のようになった場合は、首や足先に水を付けて冷やしましょう。水が多くあれば、体全体にも水をかけて冷やしましょう。
わんわん!